皆さん、『減塩』というと「薄味で我慢すること」だと思っていませんか?
私も長い間、それしかないのではと諦めていました。
その私が牛乳を和食に使えば料理の味が濃くなり、食塩を減らしても
まったく薄味にならないことに気づいたのは、数年前のことです。
以来、あらゆる和食に牛乳を取り入れ、試行錯誤を重ねてきました。
どの料理にどの位の牛乳を加え、どの位の食塩を減らせば一番美味しいのか。
和食になじませるためには、牛乳臭さが残らないことが必須条件。
どう調理すれば、常にその必須条件が得られるか、等々。
そして20年以上及ぶ牛乳を使ったオリジナルメニューの
開発と啓発に取り組んできた経験により生まれたのが
著書『目からウロコのおいしい減塩 乳和食』でも紹介している
ミルクを和食のだし代わり、水代わりに使う『5つのミルクマジック』です。
和食の定番、煮魚に牛乳を入れちゃうなんて!
きっとそう思われることでしょう。乳和食入門編として、
まずはこの小山流さばの味噌煮を試してみて下さい。
そして、日本一簡単で日本一美味しい!
小山浩子の乳和食レシピが皆さま方の健康維持の
お役に立てることを願っています。